コンロを使っていると油跳ね・吹きこぼれで周りが汚れますよね。IHコンロならサッと拭けますが、ガスコンロだとパーツの取り外しが必要にもなりますし面倒に思っているうちに汚れが過熱されて汚れが固まってしまいます。またそれを放置することで汚れがホコリを吸い込み、より頑固で大きな塊ができることとなります。今回はキッチンの掃除ガイド第3弾、コンロ掃除について解説します。

基本の汚れ

コンロにこびりついた頑固な汚れには洗剤をかけても効果はあまり見られません。タワシなどで物理的に大まかな汚れを取った後、重曹水(水100ml:重曹小さじ1)をまんべんなく浸透させてスポンジで擦ると綺麗になります。その後は水洗いで重曹をしっかり流してから乾燥させてください。

重曹スプレー

手軽で安価な重曹は、掃除の際にはおなじみになっている方も多いと思います。”薬用””食用””工業用”と3種に分類されていますが、家庭の掃除には”食用”が良いとされています。水やぬるま湯に溶かしてスプレー容器に入れて使用するととっても便利ですよ。

重曹ペースト

またスプレーを使った拭き掃除ではではなかなか取れない汚れには「重曹ペースト」が効果的です。重曹3:水1の割合で練り、ドロドロの状態でご使用いただけます。細かい場所にも塗ることができ、油分を分解する作用もあるので塗ってから30分程度放置して軽くこするだけで簡単に汚れが落ちます。またペースト状であることから、ガスコンロ周りの壁やタイルの間にも垂らさずに塗り伸ばすことが可能です。重曹ペーストはキッチン周りの焦げ付きや油汚れ以外にもお風呂の水垢や衣服の汚れにも使えます。ただし保存期間は長くないので、その都度作って使用する事をおススメします。

最後に

コンロ周りの油汚れは加熱されればされるほど、時間が経てば経つほどこびりつき、落としにくくなります。部品も多く掃除の面倒な場所ではありますが、それゆえに吹きこぼれたら・油跳ねに気付いたらすぐに拭いてしまうのが最も楽で効果的です。ピカピカのコンロで美味しい料理を作りましょう！