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強みを生み出す!ラブホテル繁盛の秘訣とは!

そもそも売上とは?

自分のお店の売上を上げたいと一口に言っても、まずは何から取り組めばいいのでしょうか。売上とはその名の通り企業が商品やサービスを提供することによって得られた金額の事です。この金額を合計して売上高といいます。ただこの売上高は費用を考えずに単純な商品の売り上げのみで算出しています。実際にこの売上高から費用を引いたものが営業利益となります。レジャーホテル業界に例えてみていくと、商品、サービスはホテルの部屋とその利用に付随するアメニティや食事の利用などがあげられます。費用に関しては、人件費、土地、建物などの費用が考えられます。まずは一度これらの売上高、費用を整理、集計することにより、自分のホテルの問題点を解決することの近道になるはずです。

他のホテルと比較してみる。違い、強みを生み出す。

自分のホテルについての研究が終わったら、次は同じ地域内のホテルについても調べてみましょう。同じ業界のホテルを運営していくうえで他店は常に気にする必要があります。例えば他店に比べて自分の店舗の方が売り上げが低い場合には、自分の店舗と他店舗でどのようなポイントがお客様に支持されていないのかを知る必要があります。最も分かりやすいポイントは値段です。普段買い物をする際にも品質が似たようなものであれば高いものより安いものの方を手に取ると思います。お客様が商品を選ぶ際には何らかの比較を行ったうえで、商品を選択しているのです。そのような中でお客様に選ばれる違い、強みを作り出していくことが必要なのです。綜合ユニコム様の記事に、利用したいと思うレジャーホテルのポイントはというアンケートに対し、最も多くの方が回答した項目は、

  1. 清掃が行き届いていて清潔(71%)
  2. 料金が安い(68%)
  3. 浴室が充実している(53%)

となっています。多くのお客様に選ばれるためにはこれらの条件を意識した方がよいでしょうが、少数のお客様のみが求めている条件は取り入れている店舗が少ないことが予想されるため、分かりやすく違い、強みを生み出すことにつながります。また、競争相手の少なさや、リピーターの獲得、ファンの獲得がしやすいというメリットもあります。

「引用元:総合ユニコム様 季刊レジャーホテルNo.127 2020WINTER 記事名:「稼働率」から「客単価」重視へ。選ばれるホテルの条件」より

違い、強みを生み出す際には

前項でも記載したように他のホテルと比較して選ばれるためには、強みを生み出すことが必要になってきます。値段が最も分かりやすい例ですが、安ければ必ず選ばれるというわけではありません。値段が高くともそれに見合ったサービスで他のホテルとの違いを生み出すことができれば、選ばれるホテルに成長できるかもしれません。値段とその他のサービスなどをすべて天秤にかけて選択するのです。つまりある一点が他店と比べて劣っていても、他の点において補うことができれば充分に競争を行うことができるのです。

まとめ

コロナ禍の状況で東京オリンピックの開催が危ぶまれる中、インバウンドでのレジャーホテル業界の需要も想像より伸びないかもしれません。そういった意味では現在の顧客を離さないような経営の方が求められるでしょう。 ホテル業界の中でもレジャーホテルというビジネスホテルとは違った経営の中で多くのお客様に向けたアピールを行い、カップル利用以外のお客様をゲットするのか、あるいはカップル利用の中でもさらにニッチな需要を突き詰めていくのか、どちらを重視した方がよいのでしょうか。実際はホテルの規模、競合店舗の数、質、立地にもよるので一概には言い切れません。しかしながら変化していく世間の状況に対応しつつお客様に喜んでいただけるホテルを経営していくことが売り上げを上げる近道になるでしょう。

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